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荒らし・インターネットトロールについて①

インターネットトロール

トロールとはネット上で他人に嫌がらせをしている人達の事。日本だと荒らしって方が馴染み深いけど、荒らし行為が文字通り生放送や掲示板の正常なコミュニケーションを阻害する行為なのに対してインターネットトロールは少し違う。


例えばFPSゲームで味方に不利になることをわざとする。オンラインゲームのシステムの穴を突いて他人を妨害する、SNSでのなりすましや執拗な誹謗中傷など、犯罪行為スレスレ(ものによっては犯罪になる事も)など、インターネットトロールは他人を傷つける、他人を不快にする行為そのものが目的であり、それによって快楽を得ている。


欧米ではトロールに餌を与えるな、という言葉があるが、こちらが傷ついたり困惑する事そのものが彼らの餌だったりする。

人は何故トロールになるのか

これはゲームのトロール行為を考えてみると、とてもわかりやすい。オーバーウォッチという素晴らしい完成度の人気ゲームがあるが非常にトロール行為が多いことでも有名だ。最初からトロール行為をするプレイヤーはさほど多くなく、大抵の場合はマッチが不利になってから、相手が強すぎて味方が弱いと感じたから、味方と自分の選択がかみ合わない、など、いずれにしても(上手くいかない事への自己防衛)である。真剣にやって勝てないより適当に嫌がらせして負けてしまおう、味方が馬鹿だから馬鹿にしよう、相手の方が弱いから煽って馬鹿にしよう、といった具合。対戦ゲームには少なからずこういった行為はつきものだが、行き過ぎた行為の元凶は結局自己防衛だ。アイドルやYouTuberなどに対する執拗な嫌がらせ行為も結局はここに行き当たる。


人が汗水垂らして働いてるのに楽して儲けやがって!私の方が可愛いのにブスのお前がチヤホヤされるなんて!俺は我慢してるのに好き放題やりやがって!こんなに熱心に応援してるのに相手にしてくれないなんて!


とまあ、一見するとただの嫉妬にも見えるが、その根底には自己防衛がある。フロイトは人の心を潜在意識と顕在意識とに分けたが、人は潜在意識化で過剰なストレス(葛藤)がかかると「抑圧」「否認」「置き換え」という手段によって防衛する。日常における「金を稼ぎたい」「勝ちたい」「目立ちたい」「人気者になりたい」でも「思い通りにいかない」といった葛藤感情が、すでに金を持っている人間や承認されている(実際にはそうでなくても、トロールからそう見えている)人間に対しての八つ当たりによって一時的に解消される。一時的に解消される事によりストレスが軽減するのだから、たばこと同じ様に中毒となる。つまり「いやがらせ中毒」になるのだ。人に嫌がらせをする事で自身のストレスを軽減する、それがトロールの本質だと考える。


続く

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